六位一体による地域保健医療の均てん化
~救えるはずの命を救うために~

2-3. 医療ビッグデータ入門(Big Data)

保健医療ビッグデータの活用

「全国地域別・病床機能情報等データベース」にはさまざまな情報源から集めた2200項目のSPO指標が344医療圏別に整理されているなど、約550万件のデータが入っています。内閣府の会議が公表した「NDB-SCR(標準化レセプト出現比)」は、10億件のレセプトを都道府県、医療圏、市町村別に整理したP指標集で、400万件のデータ量です。

これらをデータに溺れないようにして分析するには、保健医療の分野テーマごとにロジックモデルを作って、それに対応するかたちでSPO指標をデータベース/データセットから採録
し、OへのPの影響、PへのSの影響について相関分析および因果関係分析することが重要となってきます。

ビッグデータをどう社会のために活用するかがポイントです。それは、
①課題、問題意識、仮説、興味を出す
②関連しそうなデータを収集
③収集したデータを分析
④知見を追加、分析を高め、人智を寄せて検討
⑤施策の形成
--といったプロセスになると考えられます。

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