六位一体による地域保健医療の均てん化
~救えるはずの命を救うために~

2-3.医療ビッグデータ入門(Big Data)

「均てん化のための可視化サイト」コンテンツ一覧

「均てん化のための可視化サイト」を開設しました。

https://public.tableau.com/profile/ken.hanioka#!/

☆参考サイト:
地域医療ビッグデータ入門
https://www.hanioka.org/cont10/main.html

◎趣旨

各種の医療に関する公表データを可視化ツールによって表示しました。

・地域の医療状況を診断

・地域の課題の発見

・地域の改善策の検討

――などにご活用ください。


◎注
オープンデータの活用は、均てん化に大きな力を発揮することが期待されます。ただし、データの限界や解釈などの課題もありますので、そうした点にもご留意のうえ各データの性格を把握しつつご活用ください。

*ディスクレーマー
正確を期しておりますが、正確性を保証するものではありません。これらデータの利用によって引き起こされたことに責任を取ることはできません。ご自分の責任によってご利用ください。


医療ビッグデータ入門のためのデータセットのご提供

・このコーナーでは、主に、医療ビッグデータ入門のためのデータセットを提供してまいります。
・このウェブサイトではスプレッドシート(Excel)がアップできませんので、PDFでの掲載となっています。
・元のExcelをご希望の方は、メールにてリクエストしてください。
(お名前、ご所属、送付先メルアド、ご希望のデータの当サイト上での名前をご記載ください)
・データは正確を期しておりますが、完全な正確性は保証できません。ご自分の責任にてご使用ください。

ふるさと死亡率チェックシート

●ふるさとチェックシート         
  医療圏別疾病別標準化死亡比(SMR)  
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◎趣旨:         
ふるさと、親や子どもや親せきや自分の居住地、関心がある地域の現状を知る入り口にお使いください。
このシートによって課題がありそうな地域の医療サービス状況(プロセス指標)および医療提供体制・医療資源(ストラクチャー指標)に関しては、下記の出典に多くのデータがありますのでご参照ください
         
◎出典:全国地域別・病床機能情報等データベース(http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/HPU/data/index.html)        

◎加工:埴岡健一         

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください         

◎色分け:         
125~ 赤        
115~125 オレンジ        
105~115 黄色        
95~105 水色        
85~95 青        
75~85 黄緑        
~75 緑        

*ただし、老衰については逆方向

脳卒中急性期医療圏別データセット

●脳卒中急性期医療圏別データセット
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◎趣旨:
脳卒中急性期関係の指標を344医療圏別にチェックしてください。
自分の地域のアウトカム指標(死亡率)が悪い場合、プロセス指標(医療行為の件数)が不足していないか、プロセス指標が低すぎると思われる地域でストラクチャー指標(医療スタッフなど医療資源)に違和感がないか、チェックしてみてください。

◎出典:全国地域別・病床機能情報等データベース

◎加工:埴岡健一
脳卒中急性期の指標をSPOセットとして抽出し、PS指標を人口10万人当たりに加工して比較しやすくした

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください。

脳卒中リハビリテーション医療圏別データセット

●脳卒中のリハビリテーション関係の指標を医療圏別にデータセットにしました。
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◎趣旨:
脳卒リハビリテーション関係の指標を344医療圏別にチェックしてください。
自分の地域のアウトカム指標(死亡率)が悪い場合、プロセス指標(医療行為の件数)が不足していないか、プロセス指標が低すぎると思われる地域でストラクチャー指標(医療スタッフなど医療資源)に違和感がないか、チェックしてみてください。

◎出典:全国地域別・病床機能情報等データベース

◎加工:埴岡健一
脳卒中リハビリテーション関係の指標をSPOセットとして抽出し、PS指標を人口10万人当たりに加工して比較しやすくした

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください。

在宅分野医療圏別データセット

●在宅医療分野医療圏別データセット(65歳以上人口割)
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◎趣旨:
在宅医療関連の指標を344医療圏別にチェックしてください。地域間の水準を比較しやすいように元データを65歳以上人口で除しました。

◎出典:全国地域別・病床機能情報等データベース「分野別指標ミニリスト・分野別コンパクトデータセット」

◎加工:埴岡健一
・在宅ミニリストから若干の項目を削除
・在宅コンパクト表(データ集)から上記の項目を削除
・65歳以上人口10万人当たりに統一
・一部の指標の掲載順を並べ替え
・指標番号は元表の「ミニ連番」に対応しています

◎注意:使用の際は、出典の説明、注釈類をお読みください

市区別の在宅死亡率

●市区町村別自宅死亡率(人口20万人以上、市区抜粋、降順)
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◎趣旨:
地域別の自宅死亡率(アウトカム指標)を、看取り数などのプロセス指標、訪問看護師数や在宅支援診療所数などのストラクチャー指標と共に概観することによって、自宅死亡率を高める方策を考える一助にしていただく。

◎出典:在宅医療にかかる地域別データ集
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000134096.xlsx

◎加工:埴岡健一
・件数や人数のデータを地域比較可能とするため、「65歳以上人口で割った数値」を算出して追加。
・主な項目のみ抜粋
・市区のみ、人口20万人以上地域を抽出
・自宅死亡率が高い順に並べた

注*自宅死には異状死も含まれる

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください。

NDB-SCRとは

◎NDB-SCRとは
診療報酬の請求件数を地域別の性・年齢階層別に補正調整したもので、
地域別の医療行為の頻度を比較するのに便利な数値です。

内閣府経済・財政一体改革推進委員会第3回 評価・分析ワーキング・グループでの
藤森委員の資料の説明が分かりやすいです。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg5/290417/sankou.pdf

◎データセット掲載場所
都道府県別、医療圏別、市町村別に入院、外来データがあります。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/mieruka/

◎個別の項目の意味を知るために
項目名は診療報酬項目に由来しており、名称からその意味を理解するのが困難な場合があるかと思われます。
その際、有益なのは下記など、診療報酬項目解説サイトです。
しろぼんネット
http://shirobon.net/

◎切り出しデータ
以下に地域別、テーマ別にデータを切り出した例を、いくつか掲載します。

NDB-SCR(標準化レセプト出現比)千葉県がん関連抜粋

●NDB-SCR(標準化レセプト出現比)千葉県のがん関連指標抜粋

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◎趣旨:
千葉県のがん対策において、がんの診療状況を知る一助になります。
地域によって少なすぎる医療行為がないか、多すぎる医療行為がないか、
チェックする際に役立つ可能性があります。
NDB-SCRの数値は100が全国値の出現比です。
たとえば120なら頻度が高く、80なら頻度が低いことになります。
空欄は医療機関数か件数が少ないため数値が非掲載となっているところです。

◎出典:
NDB-SCR(医療圏別入院、外来表)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/mieruka/

◎加工:埴岡健一

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください

NDB-SCR 神奈川県脳卒中関連抜粋

●NDB-SCR 神奈川県の脳卒中関連指標抜粋
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◎趣旨:
神奈川県の脳卒中対策において、脳卒中急性期およびリハビリテーションの診療状況を知る一助になります。
地域によって診療の空白地帯がないか、医療提供体制のカバーが十分か点検する際にご活用ください。

◎出典:
NDB-SCR(医療圏別入院、外来表)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/mieruka/

◎加工:埴岡健一

◎注意:注釈などは出典に付されたものを必ずお読みください

「ほぼハンズオンマニュアル:47都道府県がん部位別死亡率編」

掲載しました。
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